口遊

古瀬間御嶽山

三月半ば、四月にはツツジが咲き乱れると知り気になって、下見がてら行...
随筆

母のカレー

社会人一年生の時のこと。夏期休暇中でほとんどの者は帰省しており、寮...

ひとつ

空は空? 海は海? 風は風? 山は山? 川は川? 鳥は鳥? 虫は虫...

君の君

見えるだろ 君のために設えた穏やかな川だよ ほとりには季節の花をあ...

宇宙って誰? (へとへとな君へ)

宇宙の中の人、知ってる? それ、俺 だからわかってる 君は君なりに...
随筆

光と闇

光と闇という比較で物事をや出来事をあらわすことがあるが、その場合、...
随筆

小学生の頃の勘違い

いつも大人の顔色を窺っていた。大人の感情が手に取るようにわかった。...

地球より君へ

聞こえるよ、君の足音 嬉しそうな足音 暴れたそうな足音 寂しそうな...
随筆

死に至る病とは絶望の果てに彳む虚無である -4-

心と体は不思議な関係性があると実感した。もう一度?生きて行くと決め...
随筆

死に至る病とは絶望の果てに彳む虚無である -3-

このまま死ぬのだろうなとぼんやりと考えていた。感情は薄紙のごとく希...