古瀬間御嶽山

口遊

三月半ば、四月にはツツジが咲き乱れると知り気になって、下見がてら行ってみた古瀬間御嶽山という所。山頂近くに駐車場があるので登山しなくてよいのはありがたい。
展望台も期待していたが、当面は立入り禁止とのこと。頂上に広場とトイレがあったが、あまり人は訪れていなさそう。展望はだめだが木立に囲まれて鳥のさえずりを聞きながらぼーっとするには良いかも。

ちょっと不思議なことがあった。
駐車場に戻る途中、御嶽神社の看板があったのでせっかくなので行ってみた。一分ほど歩くと祠があり、そこから眼下の斜面のあちらこちらに祠や小堂、あるいはもう少し大きそうな堂が望めた。どうやら下からお参りしながら登って来るのが本来の順路なのだろう。ただし、道はあるがかなり荒れており、誰が管理しているのだろうかとやけに気になった。ともかくもお参りをと思い祠の前に立ち目を閉じ手を合わせた。すると、真っ暗な眼前なのか脳裡なのか判然としないのだが、碧玉とでもいうのか、淡い金色に包まれたつやつやの緑色の玉が現れてすーっと上昇していった。明るい物を見てすぐ目を閉じるとぼやっとした光が見えることがあるが、明らかにそれとは違い物体あるいは生体としての玉というように見えた。またそれは、何となくだが「ああ良かった」とか「ああ気持ち良い」とか、声はしないがそう言っているように感じられた。初めての体験で不思議だったが、驚きはなかった。

拝んだ後、振り返って斜面を見渡したとき、どういうわけか自分にここを整備してほしいとお願いされたような気がした。
「もしも大金持ちになれたなら綺麗にしますよ」
そう呟いて駐車場に戻った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました